国産畳工房あわとくは、創業100年になります。畳については尼崎でNo.1と自負しています。いぐさの産地である熊本に年に何度も訪問し、産地の農家さんと情報交換と交流を重ねてきました。畳のことなら「あわとく」にお任せ下さい。

〒660-0054 兵庫県尼崎市西立花町2-3-6

畳替えの一日

畳替えは大変そう、面倒臭いのでは?と思われていませんか?全てをお任せ下さい

Before&After

お打ち合わせ


畳縁をどれにするかを決めています。
お客様と一緒に悩む楽しい時間です。

次はどの畳表にするかをサンプルの中から決めていきます。生産者毎の特徴の説明をしながら、吟味します。今回は酒井泰四郎さんの畳表を選ばれました。

畳の搬出作業


畳を搬出するためには、家具を一旦動かします。
そのために襖を外します。

家具や建具を傷めないように、弊社職人と慎重に家具を移動させます。


いよいよ畳の搬出です。どこに敷かれていたか記録を残します。それをしないと後で敷くときに入らなくなります。

畳を取り去った後は掃除機で綺麗にゴミを吸い取ります。
長年のホコリがかなり貯まっています。


部屋の角にある重い家具はスライドさせて移動します。 黒い棒状の道具が活躍します。
小さな長方形のミニ畳の上が仮置き場となります。

ピアノも仮置き場に移動です。重たいのでミニ畳の上に板を置き、その上が仮置き場となります。畳はカーペットと違い、部屋から家具を出さなくても交換できるのです。


畳を搬出します。家具や建具、その他キズを付けないように注意します。階段が結構辛い!

雨が降っても大丈夫なように屋根付きの専用車で工房に持ち帰ります。積み込むときも通行の方々の迷惑にならないように注意します。

畳替え作業


持ち帰った畳は、古い畳表を裏から縫い糸を切って外していきます。

次に表面から古い畳縁を外します。


古い畳表の巾寸法を計ります。そして古ござを外します。

古ござを外した畳床に新しい畳表をセットし、縫いつけます。


縫いつけた後、新しい畳表を計った寸法に合わせてカットします。

施主さんが選ばれた畳縁をセットし、新しい畳表に張り替えた畳に畳縁を付けていきます。


畳縁によって、畳の顔つきが決まってくるので慎重に行います。

畳縁縫い付け専用ミシン!?で縫いつけます。


機械化が進んでも手作業は残ります。

職人技です。


よく写真でみる職人らしいシーンです。手仕事の時です。

もうすぐ仕上がります。


この畳と施主さんのこれからの生活を考えながら感謝を込めて拭き上げます。

仕上がった新しい畳を納品に行きます。

搬入と敷き込み作業


抗菌、除虫のために畳下敷き用の松脂シートを敷きます。

シートの上に新しい畳を敷きます。


ずらしておいた家具を元に戻します。

こんな感じで元に戻りました。


次はピアノです。

無事に完了!


残りのスペースに松脂シートを敷きます。

もうすぐ完成です。


拭き上げて仕上げです。

酒井泰四郎さんの畳表を使ったことの証明です。