襖(ふすま)替えの流れ
ホームセンターで襖紙を買って、ご自身でされる方もいらっしゃいますが、職人技をご覧下さい
襖(ふすま)紙張り替えの流れ
襖の枠に印をして、天地左右を間違えないようにします。
襖枠を外します。
襖枠は襖縁(ふすまふち・ふすまフチ)とも呼びます。
古い枠はヒビが入っている事も有り、慎重に外します。
全ての枠を外すと次に引き手を外します。
下地を貼る前に表面の凹凸を直します。
下張りをする下紙の準備をします。
襖用ののりです。
下地にのりを付けていきます。
下紙を三枚にわけて全面に貼ります。
表紙裏紙をふすまのサイズに合わせてカットします。
表紙の裏面に薄めた水のりを全面に塗ります。
ふすまの横側にふちのり(濃いのり)をつけます。
まずは裏紙を貼ります。
次に表面を貼ります。
紙が乾いたら、さんを取り付けるため、少しのりをつけます。
襖に打ち付けた釘に枠を差し込みます。
襖を叩くと枠が動き、釘が外れない「仕掛け」に収まります。
枠を全て付けます。
最期に引き手を付けます。
上下二箇所を止めて完成。