国産畳工房あわとくは、創業100年になります。畳については尼崎でNo.1と自負しています。いぐさの産地である熊本に年に何度も訪問し、産地の農家さんと情報交換と交流を重ねてきました。畳のことなら「あわとく」にお任せ下さい。
こんにちは!あわとくの徳千代です。
先日、尼崎市下坂部のお客様から「こんなに綺麗になるんや!」という嬉しいお声をいただきました。今回は、その施工事例をご紹介させていただきます。
Googleで見つけていただいたご縁
今回のお客様は、インターネットで検索していただき、当店のホームページを見てお電話をくださいました。大規模リフォーム中のお宅で、「畳と襖と障子は、やっぱり専門店に依頼したい」とのことで、あわとくをお選びいただきました。
専門店として100年以上の経験を重ねてきた私どもにとって、このようなお声は本当にありがたく、身の引き締まる思いです。
打ち合わせは、わざわざ当店まで足を運んでいただきました。
実際にたくさんの畳表をご覧いただき、手で触れていただきながら、納得いくまでお選びいただきました。やはり、実物を見て触っていただくのが一番ですね。素材の違いや質感は、実際に体感していただくことで、より良い選択ができると考えています。
お座敷(8畳と6畳の続き間)
畳床(たたみどこ)がしっかりしていたので、補修を行った上で表替えをさせていただきました。
使用した畳表は、国産熊本表「ひのさくら」です。これは熊本県八代の優良生産者が作った最高級品。艶やかで耐久性にも優れた、まさに本物の畳表です。
襖紙は、特選和紙の見本帳「ゆたか」から選んでいただきました。落ち着いた風合いで、和室全体の雰囲気を引き立てる素敵な仕上がりになりました。
障子紙は、和紙の「長生殿」を使用。透過する光が柔らかく、部屋全体を優しい雰囲気で包み込みます。
今回の施工では、すべてにおいて上質な天然素材を使用させていただきました。
国産の畳表、伝統的な和紙の襖と障子。これらが組み合わさることで、まさに「伝統の和室の趣」が生まれました。
化学素材では決して出せない、天然素材ならではの温かみと風格。これこそが、日本の和室の本来の姿だと思います。
施工完了後、お客様から「こんなに綺麗になるんや」と喜んでいただきました。
この一言が、私たち職人にとって何よりの励みになります。100年以上続けてこられたのも、このようなお客様の笑顔があったからこそです。
畳・襖・障子は、単なる建具ではありません。日本の伝統文化であり、私たちの暮らしに安らぎを与えてくれる大切な存在です。
あわとくでは、これからも本物の素材と確かな技術で、お客様の大切な和空間づくりのお手伝いをさせていただきます。
畳・襖・障子のことでお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。実際に素材を見て、触れていただきながら、じっくりとご相談させていただきます。