国産畳工房あわとくは、創業100年になります。畳については尼崎でNo.1と自負しています。いぐさの産地である熊本に年に何度も訪問し、産地の農家さんと情報交換と交流を重ねてきました。畳のことなら「あわとく」にお任せ下さい。
60歳から始めた山登りは、私の大きな楽しみの1つになっています。
この9月の末、私は立山への登山に出ました。
その大きな目的は、黒部ダムの見学と壮大な立山連峰縦走にありました。
富山駅発の早朝バスに乗るために、富山で前泊しました。
6時30分に室堂平へ向かう直通バスに乗り込みました。
有名なアルペンルートを抜け、標高2400mまで、
2時間30分で一気に上がります。
9時に室堂ターミナルに到着。
(この直行バスが乗り換えなしですごく便利です。)
天気も良く、朝の清々しい空気がとても気持ちよかったです。
が、標高が高いせいか、少しフワフワ感がありました。
アルペンルート
(観光協会ガイドより)
まずはリュックサックを宿泊先の「みくりが池温泉」に預け、最初の目的地である黒部ダムを目指します。
トロリーバス、ロープウェイ、ケーブルカーに乗り継ぎ、わずか1時間で日本一の高さを誇るアーチ式ダム・黒部ダムに到着します。
まずはトロリーバスに乗って
地下トンネルを10分走ります(景色なし)。
次にロープウェイに乗ります。
眼下に黒部湖が見え、最高の景色です。
さらにケーブルカーで
地下を降りること5分(景色なし)。
黒部ダムに到着です。
目の前に念願の黒部ダム。
近くで見ると、テレビや写真で見たのと、別物!
人間の技術と、自然の偉大さが融合した圧巻の光景でした。
同じルートで宿泊先「みくりが池温泉」に戻り、温泉に。
そしてデッキへ出て、今までの人生で最も美しい夕日を眺めました。
2日目、いよいよ立山縦走の日。
朝6時50分、宿舎を出発。
雄山→大汝山→富士ノ折立→
真砂岳→別山→雷鳥沢へと向かい、
室堂平へと戻るルートです。
水平距離にして約10km、標高差約700mの道のりは、北アルプスの山々の壮大な景色を望みながらの登山になりました。
しかし、雷鳥平までの下りは足場が悪く、最後の1時間の登り返しは「二度と登山はしない」と思うほど厳しかったです。
それでも無事に午後3時、宿舎に到着。
「やっと着いた!」その一言でした。
黒部ダム・立山三山登山と、長年の思いが叶った旅行でした。
天気も良く、今まで見た中で最高の夕日も見れました。
一緒に見ていた隣の人が「神様に感謝しかありません」と言うほどの夕日でした。
交通の便が良く、直通バスを使えば、室堂平までは歩かずに行けます。
すでに標高は2400mです。
天気さえ良ければ別世界です。
ぜひ、いちど足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
徳千代
追伸、紅葉には早かったです。