国産畳工房あわとくは、創業100年になります。畳については尼崎でNo.1と自負しています。いぐさの産地である熊本に年に何度も訪問し、産地の農家さんと情報交換と交流を重ねてきました。畳のことなら「あわとく」にお任せ下さい。

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襖紙 和紙の産地 越前の和紙工房へ見学に行きました。

2018/04/23

襖に使われる和紙は、ほとんどが越前(福井県)で作られています。

中でも手漉き和紙は三社のみになったそうです。

原料は、写真にある、三椏、雁皮、楮で昔と同じです。

が、中国産がほとんどで、国産だと原料の値段が10倍になるそうです。

 

 

 

原料を煮て、見ずに晒し

 

不純物を、一つ一つ手取りします。

この作業が、仕上がりに大きく影響します。

 

繊維が溶けた水の中に、桁を入れ二人掛かり梳きます。

襖紙は三六版(90センチかけ180センチなので)1人ではすけません。

 

梳き上げた紙を台の上に重ねて、乗せていきます。

二回梳き上げて一枚の和紙になります。

 

この後、1日ですき上がったら和紙を、束にしてプレスに掛け、

水分を抜いた後、蒸気乾燥で乾かします。

天日干しは、今は、しないそうです。

基本、受注生産で柄物だと、一月かかります。

恥ずかしながら、知らないことがいっぱいで

大変勉強になりました。