国産畳工房あわとくは、創業100年になります。畳については尼崎でNo.1と自負しています。いぐさの産地である熊本に年に何度も訪問し、産地の農家さんと情報交換と交流を重ねてきました。畳のことなら「あわとく」にお任せ下さい。
尼崎市西立花町のお客様
2階和室6畳・2室の畳、襖、障子、壁紙(クロス)工事の事例を紹介いたします。
15年ほど前に、1階の和室工事をさせていただいたお得意様。
今回は、2階和室の改修工事のご注文をいただきました。
内容は、畳表替え、襖張り替え、障子張り替え、壁紙(クロス)張りの工事です。
今回の工事のポイントは「壁工事の工法をどうするか」でした。
現状は、左官塗壁のじゅらく壁でした。
この上からクロスは貼れません。
当店では
1.塗壁表面のじゅらくを落としてからクロスを貼る。
2.塗壁の上からベニヤを貼ってから、クロスを貼る。
今回は1の工法を選択しました(前回もこの工法でした)。
■工事1日目
まずは朝1番、家具を移動し、畳を引き取ります。
その後、左官屋さんにじゅらく壁を落としてもらいます。
壁に水分を含ませて、表面のじゅらくを擦って、そいでいきます。
ここでのポイントは、柱と壁の境目、利回りです。
この部分を、いかにきれいにするかが仕上がりに大きく影響します。
2人で1日かかりました。
襖の引き取りも、左官工事完了後に行いました。
■2日目
壁紙(クロス)張りです。
バスは、左官屋さんが落とした壁の表面を均一にするため、総パテをします。
この作業に昼までかかりました。
その後新しい壁紙(クロス)を貼ります。
1人で1日の作業でした。
■3日目
午前中表替えした畳を搬入し、敷き込みをします。
家具を所定の場所に設置します。
午後から張り替えした襖と障子を建て込みます。
これで工事は全て完了です。
見違える部屋になりました。
工期は3日間。普通は、もう1日見てもらっています。